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  • 12/1 テンプレートのレイアウトを変更しました。
     SEOよりも“らしさ”を少し優先。
     記事が増えてきたので、ユーザビリティを考えないといけないのかも。トップは選択肢を多めに、カテゴリでは一覧性、個別記事ではシンプルになるように、少しずつ調製していこうと思います。

    実は、一人でも導入してます【Salesforce CRM】

    Salesforce CRMという、顧客管理ツールがあります。Salesforce CRMという名前のとおり、CRM(Customer Rerationship Manegement)のためのツールです。

    Salesforce CRM私の会社はコレ使っています。ひとりですが、使わないよりも断然便利してます。

    実は、たとえ一人の会社でも、顧客との接点を大切にして、経営に活かしたいなら、何らかの管理ツール、最低でも記録ツールは導入すべきです。

    ご存じですか?「記憶は記録の補助」だということを。

    Salesforce CRMって?

    始めに、念のため基本的な情報から。

    Salesforce CRMは、米国のSalesforce社が提供していて、FirefoxやInternet Explorerなどのウェブブラウザから利用するタイプのウェブアプリケーションです。

    Salesforce CRMGoogle Appsと親和性が高く、まるでGoogle Appsとドッキングしているかのように連携してくれます。私の会社(ひとり会社)ではそもそもGoogle Appsを使っていたこともあって、こういうアプリケーションの登場をずっと待っていました。実は、1年前に惜しいアプリケーションがあったきり、特に目に留まった後発もなく、決め手に欠けていたのです。

    幸い、というか悲しいかな、その間はあまり忙しくなることもなく、手持ちのノートと実家の店番で鍛えた顧客記憶術で十分にしのぐことができたため、そういう意味では大事に至りませんでした。

    まずは無料で相性診断

    Salesforce CRMは、無料のPersonal Editionがあるので、使い勝手をあらかじめ試すことができます。ただし、ノンサポートなので直感的な作業が苦手な方は、がんばってください。それでも、CRMということのイメージが掴めているならば、それほど苦労するような作りにはなっていません。ただし、日本語訳に難点有りとの指摘もしばしば。とはいえ、慣れるしかないというより、中長期的な価値を考えれば、そのくらい、むしろ慣れるべきなんですが。

    それともう一点、オンラインヘルプには期待しない方が良いです。正直、実務的な疑問に対しては、全く使い物になりません。とはいえ、Salesforceのウェブサイト内に、動画でのチュートリアルや本番運用へ向けての具体的な進め方などの資料は用意されていますので、それらをじっくりと読み込むことが、第一歩です。

    なお、amazonで解説本が購入できるのですが、洋書、つまりイングリッシュ、要するに英語なので、いろんな意味で敷居を高くしてしまっています。それでも、書籍には「CRMとはなんぞや」的なことにも触れつつの解説なので、斜め読み程度でも参考になるかもしれません。

    Salesforce.com For Dummies (For Dummies (Computer/Tech))

    いずれにしても、実際に試してみる場合は、まずはこの段階で、自社の業務との親和性を徹底的に確認すべきです。

    具体的には別の記事で詳しく述べようと思いますが、こういったシステム(=しくみ)が自社の業務形態にそのままフィットするというのは、希なケースかつ理想的な組織の空気だと思ってください。

    Personal EditionからGroup Editionへ

    私(=私の会社)が実際にSalesforce CRMを使い始めたのは、去年の5月ごろだったかと思います。始めにPersonal Editionを契約して操作感を確認した後、半月ほどで採用を決めました。とはいえ、しばらくはPersonal Editionで、つまりはノンサポートで仮運用をしていました。

    さすがに、いきなり有料で契約してもナニがアレなので。

    その後しばらくして、上位グレードのGroup Edition利用料金半額キャンペーンが ありました。公式なサポートを受けられるということ、さらに9月いっぱいでキャンペーン終了との告知だったこともあり、迷わずアップグレードしました。で も実は、期間限定と謳っているこのキャンペーンなのですが、継続、継続で、半年近く経った今日現在も、半額のままです。

    それよりも、自分がそうだっただけに、いっそこの価格(一人一月千円)なら恩恵に預かる中小企業が相当数増えるのではないか、と思います。それとも、それが狙いだったりして。ただし、半額適用は初年度のみのようです。とはいえ、きちんと運用できていれば、月二千円でも、十分な費用対効果を得られることでしょう。

    ここで、一点だけ重要な注意点があります。

    Personal EditionからGroup Editionに移行するには、そのままアップグレードできないという制約があります。つまり、Personal Editionに入力したデータは、Group Editionに移行することができないのです。これは、本来的に試用はGroup Editionの7日間無料トライアルまたは機能制限なし30日無料トライアルですることをSalesforce側で想定しているためで、いつの間にかついつい便利してしまった方は、若干の泣きを見る可能性があります。

    無料トライアルとグレードの関係

    Salesforce CRMの各グレードは以下のようになっています。それぞれ、説明ページにリンクしてあります。

    この他に、開発者向けのDeveloper Editionと無料で使えるPersonal Editionがあります。Personal Editionは、Group Editionとほとんど同じ機能で、複数ユーザーでの情報共有ができないことと、App Exchangeという機能拡張ができないこと、Google Adwordsと連携できないことが異なります。

    先の無料トライアルは、30日間の方はUnlimited Edition相当、7日間はGroup Editionとして利用できます。いざ試してみるにしても、数日間で集中的なテストというのはなかなか難しいことでしょうから、まずはGroup Edition Personal Editionで使用感や社内での展開を考えて、改めてトライアルに申し込む、という流れがよいのではないでしょうか。

    小さな会社に最適な選択は

    ズバリ、小さな会社にはGroup Editionがオススメです。

    Google Appsと連携しない、Google Adwordsを使わないというのであれば、Personal Editionでも用が足りてしまうかもしれませんが、Google Appsはともかくとして、Google Adwordsを今後も使っていかないという選択肢は、情報化社会のビジネスとしてはあまりにも消極的すぎる気がします。

    また、Professional Editionは、Group Editionと比べて多機能なのですが、よほど必要とする機能があるから、という理由以外では投入コストの面で全くおすすめできません。

    詳しくは機能比較のページを見ていただくとして、【顧客とのやりとりを記録して共有、管理する】という観点では、Group Editionと少しの工夫で十分に達成できるからです。

    上位の2グレード(UnlimitedとEnterprise)は、大企業がカネにモノを言わせて好き勝手に使うためのグレードだと思ってください(強引に)。Group Editionは、基本的な使用を想定しているユーザー企業のために、Salesforceが機能を絞ってくれている、と好意的に受け取りましょう。

    ちなみに、私の住むぐんたま地方では、Unlimited Editionの金額ならワンルームのアパートが、Enterprise Editionの金額なら駅前の屋根付き超ハイグレード駐車場が、それぞれ借りられます。もし、これらを社員に与えられるくらいにカネを使えるなら、それより先に上位グレードのエディションを導入するでしょうね。やがて上がるであろうさらなる効果で、いつの間にか借り上げ社宅や駐車場も手に入れられるでしょうから。

    最高のシステムよりも最高の関係を

    小さな会社、ひいては中小企業では、使える経営資源に限りがあります。少ない人数、少ない投資で見合った効果を出すためには、ヒトにしか頼れないところだけをヒトがするという流れを、いかに脈々と続けていけるか、ということが何より大切です。

    そのために、限られた時間というリソースを有効なコミュニケーションにできるだけ充てることが、唯一の答えなのです。

    つまり、ヒトがヒトたらんとするための機械化ということ。ヒトとしくみの良い関係なくしては、どんなに素晴らしいシステムも機能を発揮できません

    CRMに限れば、情報の記憶と整理はSalesforce CRMに任せて、ヒトは顧客から情報を引き出して、所定の場所に投げ込むことに専念すれば万事OKというわけです。あとは、自分だけでなく上司も同僚も後任も、必要なときに必要な情報を取り出せるので、放っておいても組織が加速していくことでしょう。

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    Salesforce CRM トップページ

    4つのエディションの機能比較(Salesforce内)

     
    3/1 一部修正、追記しました。
    カテゴリ:[業務改善]小さな会社のIT事情, comments(0), trackbacks(0)
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