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2010.03.10 Wednesday 08:38 [多趣味な生活]バイク
昨年のお正月に、HONDAの3輪スクーターであるジャイロXをバイク仲間のNちゃんからいただいたのですが、結局、1年以上ずっと、そのままにしていました。
その後、ミニカー登録をして水色ナンバーにする、というところまで妄想が進んだところで、パタッと停まっていました。1年ちょっとぶりの、ジャイロXプロジェクト再開です。
最近の仕事の状況からすると、レジャービークル兼営業車のワーゲンバスでは役不足な場合も多くなってきています。クルマで移動するには大げさな距離だったり、行ったら行ったで場所が無く、停めるのに四苦八苦したり。かといって自転車では、遂行に不足な場合も多々。
地理的にはほぼ群馬県であるぐんたま地方の本庄では、とりわけこの季節の風向きによっては、自転車での移動は精神的には致命傷になりかねません。とにかく、恐るべし空っ風なんです。
そこで、ジャイロXを念願のミニカー登録する前に、とりあえず通常の原付として登録することにしました。
気持ち的には痛恨のミスも・・・
電気、来てるかな
まずは、走り出せるのかどうかのチェックです。エンジンが掛からないことには、相当なアゲインストですので。
しかしプラグを抜いてみると、まるでワーゲンバスのエンジン下のようにオイルまみれでした。すっかり湿ってます。真ちゅうのワイヤーブラシでそこそこキレイにして、再び装着。エンジンが掛かれば、きっとみんな燃えてくれますから、そこそこで問題ありません。
装着する前にシリンダーヘッドにくっつけて、火花が飛ぶことは確認しておきたいところですね。弱くても火花が見えていれば、けっこう始動はしてくれるものです。
次に、おもむろに倉庫から充電器を持ってきて、ジャイロXに接続。セル始動対応のブーストスイッチ付きなので、こういうときには重宝します、というよりこういうケースが多いのです。
そして、スタータボタンを押すと・・・掛かりません、あら。

スポポポゥ、と頼りない感じで、エンジンは掛かる気配なしです。
ガソリン、来てなかったのか
キャブ洗わないとだめなのかと、部品数点を外したそのとき、大事なことに気がつきました。
ガソリンのコックがオフのまま、という衝撃的なチェックミスをしてました。そりゃあ掛かるものも掛かりません。今さら気づくなよと、ひとり叫ぶ之図。
泣く泣く組み付けて、コックをオンにして、セルを回すとものの数秒でエンジンが掛かりました。
なにぶん、バイクは久し振りなのでという、言い訳。
ウインカー、ホーン、ブレーキランプ、大体大丈夫なようです。その手のかからなさ加減、かなり程度良好です。
カスタム路線との兼ね合い
このジャイロX、プチカスタムの途中で引き取ってきたこともあり、フロント周りが若干欠品しています。「ウインカーとライト周りの配線、メーター周りの処理がまだなんさ」、とのこと。もともと白いボディカウルは、ほぼ全てのそれが黒くペイントされています。缶スプレー自家塗装とはいえ、必要にして十分な仕上がり具合です。
けっこうこのテイストを気に入ってますので、さすがハイセンスにしてユルさ抜群のNちゃん、グッジョブです。
2灯式ヘッドランプ<荷物
また、ヘッドランプは狐目のような、細い汎用品の2灯になってます。それなりに剛性のあるフロントキャリアを利用していて、比較的手軽に移設できる場所ですね。ただ、この位置だとフロントキャリアが使えなくなってしまうので、普段使い兼オシゴトバイクとしては、機能性が犠牲になりすぎてしまっているのが気になるところ。
そこで、こんな位置に持って行こうかなと。純正のウインカーと同じような位置に持って行くのもいいかもしれません。いずれにしても、フロントキャリアを自由に使えるようにしようと思います。
急がば回れ方式の原付ナンバー取得
まずは登録を優先させないといけないので、質実剛健なほぼノーマルの状態に戻します。
必要最低限のチェックをして、まずは原付登録。もちろんヘルメットを被って、30km/h制限に気を遣いつつ走らせながら、調子を診て行こうと思います。
ハンドル周りを格安調達
幸運にもハンドル周り御一行様のセットを、オークションにて1,500円で手に入れました。でも幸か不幸か、真っ赤なのです。 よく見ると、化けて出られそうな風情ですね・・・
写真で判断してくださいマジック
しかも、オークションの写真に写っていなかった側が、見事にカサカサでした。さすがのジャンク屋さん、商売上手でした。そういうオチは、波乱のメンテナンス人生で比較的慣れていますのでカワイイものです。耐水ペーパーマジック
さて、そんな荒れ模様なお肌のカウルは、表層の角質を耐水ペーパーで落として、どうにか実用レベルに持って行きます。ペーパーをかけることでだいぶくすんだ感じの表面になりますが、それでも、最初の状態と比べれば比較しようがないくらいにカイゼンされているので、合格です。
ついでに洗剤で洗いつつ、良く水を切って装着待ちとなりました。

こういう傷みは、見た目はけっこう酷いのですが、爬虫類のウロコのように深いひび割れになっていなければ、意外とキレイになります。
ケミカルマジック
また、もし完全に割れていても、カウルの材質によっては、ケミカルを使うことで強度的に問題のないレベルで溶着させることができます。
指で叩くとPPのようなポコポコという音がしたのですが、裏を見て確認してみると、このジャイロXのフロントカウルは、AES樹脂でした。
AES樹脂は、その名の通りPPよりもABS樹脂に近い性質の樹脂なので、もし完全に割れていたとしても、アセトンで簡単に溶着が可能です。切り貼りしやすい材質でもあることが判ったのは、今後のカスタムを考える上でも、好材料です。
使うところ、使えないところ
そしていよいよ、交換作業。
そのまま使うケーブルやブレーキレバー、スイッチボックスなどを外します。オークションに出品されていた時点で、ケーブル類はすべて途中で切断されていましたので、それらは元のパーツを使います。
その後、付いていたハンドルと一部のカウルも外して、 ハンドルが左右に問題なく切れるように組み直せば、ハイ完成です。
配線はハイブリッド
メーター周りはコードのみ残っている状態だったので、幸いにして切断されていなかった入手品のユニットを、そのまま使いました。
また、純正のグリップヒーターがついていました。バイクは手が冷えると気持ちが折れやすいので、なんとも、心強い装備です。せっかくの贅沢装備は、活かさない訳にはいかないですよ。
それにしても、画期的な配色の切り替えになりそうなこのハンドル周り。とりあえずでも塗らないと、変人扱い必至でしょうか。
